導入事例:ポイ活もできるパズル×懸賞アプリの成長戦略、休眠ユーザー復帰率+10%および開封率+5%を実現したオーテ社が語るBraze活用の秘訣 | 顧客エンゲージメントプラットフォームBraze(ブレイズ)
2026-03-07 23:10 Diff

オーテの事業の特長を教えてください。

『いつまでも楽しめる「遊び」を創り、広める』というミッションのもと、「パズルde懸賞」シリーズをはじめとするアプリの企画・開発・運営を行っています。

「パズルde懸賞」シリーズでは、「クロスワードde懸賞」「ナンプレde懸賞」「ジグソーde懸賞」など、ゲームを楽しみつつ懸賞もできる全15アプリをリリース中です。国内でも唯一といってもよい多彩なラインナップや高品質なパズル問題、ポイ活要素などを背景に、2025年1月時点でのダウンロード数はシリーズ累計1,750万を突破しています。また、同シリーズは高いエンゲージメントを構築できている点も特長で、平均プレイ時間は1日30分以上に上り、10年以上継続してご利用いただいているユーザーも多くいらっしゃいます。

今後の展開としては、人気ポイ活アプリとの連携や、海外展開などを進めていく予定です。

マーケティング施策を講じる上で、どのような課題を抱えていましたか。

当社が運営しているゲームアプリは広告収益型のビジネスであり、日々アプリをダウンロードする新規ユーザー数が非常に多いジャンルです。そのため、新規ユーザーの定着率を向上させることが重要な課題でした。

従来導入していたCRMツールでは、実際の数値とCRMツールが表示する数値との乖離が最大20%に達することもあり、正確な効果測定に基づく施策の策定が困難でした。加えて、セグメント配信機能が限定的であったため、ユーザー属性に応じた最適なアプローチを図ることができない状況でした。

このような課題を背景に、新たなマーケティングツールを導入して、より正確なデータ分析やパーソナライズされたマーケティング施策の実現を図らなければならないと考えていました。

オーテ株式会社 マーケティンググループ マネージャー 目黒 悠氏

課題解決のためのツールとして、Brazeを選んだ理由は何でしょうか。

当社が目指すパーソナライズされたマーケティング施策を実施する上で、必要な機能をBrazeは十分に搭載していると判断したためです。とくにキャンバス機能は、ユーザーの行動シナリオを視覚的に設計できる点で魅力を感じました。

また、Brazeでは任意のデータを迅速に取り出せる点もポイントです。柔軟に必要なデータを抽出できるため、マーケティング施策が複雑になったとしても有効な効果分析が行えると考えました。そのほか、当社が希望する機能を搭載した他の競合ツールと比較して、コスト面が優れていたこともBrazeの採用を後押ししました。

オーテ株式会社 カスタマーサティスファクショングループ 水越 春子氏

Brazeをどのように使われていますか。

新規ユーザー獲得や休眠ユーザー復帰、LTV(顧客生涯価値)向上などを目的として、パーソナライズされたマーケティング施策を展開中です。例えば、新規ユーザーに対してはキャンバス機能を用いて7日間のエンゲージメントプログラムを構築し、7日間にわたってユーザー行動や条件に応じて有効だと思われるタイミングでプッシュ通知を配信しています。また、休眠ユーザーに対してもシナリオに沿って復帰を促す内容のプッシュ通知を配信し、アプリへの再訪を促しています。

キャンバス上での新規向け施策の例

オーテ株式会社 マーケティンググループ ユーザーアクイジションユニット 石井 智大氏

Braze活用による定量的な効果を教えてください。

新規ユーザーを対象に、有効であろうタイミングでプッシュ通知を配信する7日間のエンゲージメントプログラムでは、7日間新規ユーザー定着率が1%向上しました。増加率は1%ですが、同施策はまだ開始してから1ヶ月程度であり「改善を重ねていけば、定着率は増加するだろう」という感覚を持っています。またおすすめアプリをプッシュ通知で休眠ユーザーに案内する施策においても、休眠ユーザー復帰率10%増という効果が出ました。さらに、復帰したユーザーのイベント数は約1.5倍に大幅増加しました。なお、プッシュ通知の開封率についても、生成AIでより効果的なコピー文言を模索しBrazeでA/Bテストを重ねた結果、開封率は5%向上しています。

そのほか、Brazeではアプリをまたがった配信設定が可能です。そのため、アプリ毎に配信設定をしなければならなかった従来のCRMツールと比べて、配信工数が1/5程度に削減されました。

Braze活用による定性的な効果はありましたか。

ビジネスサイドのメンバーが全6人と小数かつ各々他業務を兼任した状態であってもBraze運用チームを構築できた点は、当社にとって大きな一歩でした。さらに、マンパワーが限られた状況であっても「導入した以上、Brazeを使って成果を上げよう」という社内の機運をエンジニアも巻き込んで醸成し、Braze運用へ十分なリソースを投下できています。マーケティング施策実行への機運の高まり、ひいては売上への意識を社内全体で高められたこの成功体験は、今後の成長にも必ず活きてくるはずです。そのほか、Brazeが主催するマーケティングイベントやユーザー会への参加を通して、社内のノウハウ・知識が着実に底上げされていることも実感しています。

そのほか、Brazeを利用していて感じるメリットを聞かせてください。

他社のBrazeユーザーと話をする中で、Braze社のみならずBrazeユーザー自身にも「Brazeを一緒に創り上げていこう」という機運が醸成されている点には感銘を受けました。Braze主催のイベントに参加すると、そうした共創の機運を背景に他社のBrazeユーザーとの横の繋がりが生まれます。そこでマーケティング活動の成功事例や課題についての情報交換をすれば、より効果的なマーケティング戦略を構築することができるはずです。このようにBraze活用の推進を後押しする環境が整っている点は、Brazeユーザーにとって非常にメリットが大きいと考えています。

今後のBraze活用の展開を教えてください。

よりユーザーの属性や行動に応じた、パーソナライズされたマーケティング施策を展開する方針です。例えば、LTV(顧客生涯価値)に基づいてロイヤル・ミドル・ライトユーザーに分類し、ロイヤルユーザーの初期行動を分析します。そして、その行動をミドル・ライトユーザーにも促すことで、ロイヤルユーザーへの育成を図ろうと考えています。また、当社アプリ内のポイ活で貯めたポイント・コイン数に応じたユーザーのセグメント分けも行い、応募の促進、ひいてはアクティブ率向上に寄与するプッシュ通知の配信も実施する予定です。

最後にBrazeを検討している担当者へメッセージをお願いします。

Brazeはターゲットユーザーに対して、条件に基づいた細かな配信設定を行える点が特長です。そのため顧客セグメントを細かく分け、ターゲット毎にパーソナライズされたアプローチを図りたい企業との相性は抜群だと考えます。

また、さすがにこんなことは教えてくれないだろうな…と思いつつBrazeに問い合わせると、必ず丁寧な回答とともに細かなサポートをいただけています。使い方や効果的な施策の相談など分からないことがある際には、ぜひ安心してBrazeを頼ってみてください。